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映画『そして父になる』公式サイト

第66回カンヌ映画祭審査員特別賞受賞 そして父になる 6年間育てた息子は、他人の子でした。 福山雅治 尾野真千子 真木よう子 リリー・フランキー/監督・脚本・編集:是枝裕和 4.23 Blu-ray&DVD RELEASE レンタル同時開始
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第66回カンヌ映画祭審査員特別賞受賞

INTRODUCTION

イントロダクション

6歳になる息子は、病院で取り違えられた他人の子だった。人生に勝ち続けてきたエリートの男に、突然降りかかった“事件”。実の子か育ての子か、迫られる非情な“選択”。「血のつながりとは、家族とはいったい何?」と、魂に深く問う、衝撃の物語が幕を開ける。本作は2013年5月、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門という最高の舞台で初披露、10分以上に渡る熱烈なスタンディングオベーションを受け、審査印象を受賞した。審査委員長スティーヴン・スピルバーグは初めて観たときから本作が賞に値するという確信は揺るがなかったと語り、ニコール・キッドマンは後半1時間涙が止まらなかったという。主人公には、絶大な人気を誇る福山雅治。初の父親役にして、人生で初めての壁にぶつかり葛藤する男という難役に挑んだ決意の一作だ。彼の妻には尾野真千子、相手方の夫婦に真木よう子とリリー・フランキーと、実力はが共演。監督は世界が新作を心待ちにしている是枝裕和。それぞれの形で、6年の歳月を抱きしめるふたつの家族。果たして新たな絆は生まれるのか?事件の行方を追いながら、いつしか観客は物語の内側に入り込み、主人公たちと共に考え、苦悩する。そして観た者の心の中で、彼らの人生は続いていく。忘れることなど決して出来ない、強く優しい感動と共に――。 イントロダクション画像

STORY

息子を取り違えられた二つの家族。血のつながりか、共に過ごした時間か。突き付けられる慟哭の選択。

大手建設会社に勤め、都心の高級マンションで妻と息子と暮らす野々宮良多(福山雅治)。ある日、産院からの電話で、6歳になる息子が取り違えられた他人の子だと判明する。妻のみどり(尾野真千子)は気づかなかった自分を責め、一方良太は、優しすぎる息子に抱いていた不満の意味を知る。良太は、相手方の家族と戸惑いながらも交流を始めるが、群馬で小さな電気店を営む斎木雄大(リリー・フランキー)とゆかり(真木よう子)夫婦の粗野な言動が気に入らない。過去の取り違え事件では100%血のつながりをとるというが、息子に一心な愛情を注いできたみどりと、温かでにぎやかな家族を築いてきた斎木夫婦は、育てた子を手放すことに苦しむ。早い方がいいという良多の意見で、ついに“交換”が決まるが、そこから、良多の本当の“父”としての葛藤が始まる――。 ストーリー画像

CAST

福山雅治(野々宮良多)

1969年、長崎県生まれ。1990年、「追憶の雨の中」でシンガーソング・ライターとしてデビュー。以降音楽活動、俳優、ラジオパーソナリティなど幅広い分野で活躍。初の100万枚を記録した「IT'S ONLY LOVE」を始め、2000年「桜坂」が200万枚、2003年「虹/ひまわり/それがすべてさ」が100万枚を超えるなど、数多くのヒットソングを世に送り出している。2010年、NHK大河ドラマ「龍馬伝」に坂本龍馬役で出演、高く評価される。2011年、アリーナツアー「THE LIVE BANG!!」を開始、シングル「家族になろうよ/fighting pose」にてCD総売上枚数2127万1000枚となり、男性ソロ歌手歴代1位を記録。2012年、シングル「生きてる生きてく」にて初のアニメ・タイアップ、続いて LIVE DVDを3作同時リリース、オリコンウィークリーランキング史上初となるLIVE DVDが1~3位独占という快挙を成し遂げ、シングル「Beautiful life / GAME」をリリースし、6作連続通算15作目のオリコンウィークリーシングルランキング首位に輝き、自身が持つシンガーソング・ライター歴代1位の首位獲得数の記録と男性ソロ歌手歴代1位の売上記録を更新した。2013年、両A面シングル「誕生日には真白な百合を/Get the groove」をリリース。また、連続ドラマ「ガリレオ」(CX)、映画版『真夏の方程式』(13)に主演する。
尾野真千子(野々宮みどり) 1981年、奈良県生まれ。中学生の頃、河瀬直美監督に見出され、『萌の朱雀』(97)で主演デビューを飾る。この作品は、第50回カンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞し、自身も他の海外映画祭などで主演女優賞を受賞、たちまち国際的に注目される。2007年、再び河瀬監督とタッグを組んだ『殯(もがり)の森』がカンヌ国際映画祭グランプリに輝き、さらに評価を高める。その後も、NHK連続テレビ小説「カーネーション」(11~12)で主演を務めるなど、日本を代表する女優として活躍中。その他の主な出演作は、『EUREKA ユリイカ』(00)、『ギプス』(00)、『リアリズムの宿』(03)、『ナイスの森 The First Contact』(04)、『ヤーチャイカ』(08)、『クライマーズ・ハイ』(08)、『心中天使』(10)、『トロッコ』(10)、『のぼうの城』(11)、『小川の辺』(11)、『外事警察  その男に騙されるな』(12)、『大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]』(12)など。最新作は、『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』(13)、『謝罪の王様』(13)。TVドラマには、「ひかりのまち」(00/HTB)、「外事警察」(09/NHK)、「火の魚」(09/NHK)、「Mother」(10/NTV)、「マグマ」(12/WOWOW)、「疑惑」(12/CX)、「最高の離婚」(13/CX)など。最新作は、「夫婦善哉」(13/NHK)。
真木よう子(斎木ゆかり) 1982年、千葉県生まれ。2001年に『DRUG』でデビュー。2006年、『ベロニカは死ぬことにした』で映画初主演。同年の『ゆれる』で、第30回山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞、演技派女優としての地位を獲得する。「SP(エスピー) 警視庁警備部警護課第四係」(07/CX)で演じた紅一点の女性SP・笹本絵里役や、12人の異なる監督・脚本・キャストという今までにないスタイルが話題になった「週刊真木よう子」(08/TX)に主演し、注目を集める。2010年には、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で、坂本龍馬の妻・お龍を好演し、高く評価される。「最高の離婚」(13/CX)でも人気を集め、今最も期待される女優の一人である。その他の主な出演作は、『雨の町』(06)、『おいしい殺し方 ─A Delicious Way to Kill─』(06)、『鈍獣』(09)、『指輪をはめたい』(11)、『モテキ』(11)、『ハードロマンチッカー』(11)、『源氏物語 千年の謎』(11)、『外事警察 その男に騙されるな』(12)、『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』(12)、『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』(12)、『さよなら渓谷』(13)など。TVドラマには、「時効警察」(06/ANB)、「カレ、夫、男友達」(11/NHK)、「運命の人」(12/TBS)、「遅咲きのヒマワリ ~ボクの人生、リニューアル~」(12/CX)、「まほろ駅前番外地」(13/TX)などがある。
リリー・フランキー(斎木雄大) 1963年、福岡県生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸能デザイン学科卒業。イラストやデザインの他、文筆、写真、作詞・作曲、俳優など、多分野で活躍し、独自の地位を築いている。初の長編小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」は、2006年本屋大賞を受賞し、220万部を超えるベストセラーとなった他、絵本「おでんくん」はアニメ化され、性別世代を超えて幅広い人気を集めている。音楽活動では、総合プロデュースした藤田恵美「花束と猫」が、「第54回 輝く!日本レコード大賞」において優秀アルバム賞を受賞。俳優としても『ぐるりのこと。』(08)で絶賛され、ブルーリボン賞新人賞を受賞する。その他の主な出演作は、『歓喜の歌』(07)、『色即ぜねれいしょん』(08)、『容疑者Xの献身』(08)、『40歳問題』(08)、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(09)、『モテキ』(11)、『僕たちは世界を変えることができない。But we wanna build a school in Cambodia.』(11)、『BUNGO~ささやかな欲望~ 告白する紳士たち』(12)、『アフロ田中』(12)、『きいろいゾウ』(12)、『凶悪』(13)など。TVドラマには、「龍馬伝」(12/NHK)、「ハングリー!」(12/CX)、「運命の人」(12/TBS)、「ラッキーセブン」(12/CX)、「最後から二番目の恋 2012秋」(12/CX)、「ミエリーノ柏木」(13/TX)、「ラジオ」(13/NHK)などがある。
二宮慶多(野々宮慶多)/2006年、愛媛県生まれ。4歳でヒラタビーンズに所属し、芸能活動をスタートする。2011年、福山雅治の「家族になろうよ」のPVに出演、この時に福山との初共演を果たしている。2012年、TVドラマ「Friend-Ship Project ~タクのタクシー~」(TX)に出演。続いて同年、『王様とボク』で映画初出演を飾る。やまだないとの同名コミックの映画化で、菅田将暉が扮する主人公の幼少時代を 演じている。2013年には、nottvドラマ「オンナルール」に出演。本作では大きな瞳に湛えた切なさが観る者の涙を誘う慶多を演じたが、素顔は社交的な少年。水泳やレゴブロックが趣味で、現在は手話ソングを練習中。 黄升炫(斎木琉晴)/2005年、滋賀県生まれ。本作が俳優としてのデビュー作。明るくてリーダーシップがあるが、一度決めたら絶対に自分の要望を押し通すガンコな琉晴役を、感性豊かに伸び伸びと演じ切った。素顔も人見知りしないという特技を持ち、サッカーが大好きで身体能力に優れている。本作での居並ぶ演技派俳優を相手にしての堂々とした演技で注目されるに違いなく、今後の活躍が期待される。 風吹ジュン(野々宮のぶ子)/富山県生まれ。75年に向田邦子TVドラマ「寺内貫太郎一家2」で女優デビュー。91年の竹中直人監督作『無能の人』でブルーリボン賞助演女優賞を受賞。幅広い演技力で映画だけでなくドラマやCM、Eテレ「団塊スタイル」MCとしてなど多方面で活躍。主な映画出演作としては、『火の鳥』(78)、『カリスマ』(99)、『ベロニカは死ぬことにした』(05)、『ゲド戦記』(声/06)、『魂萌え!』(07)、『最後の忠臣蔵』(10)、『八日目の蝉』(11)、『コクリコ坂から』(声/11)、『東京家族』(12)、『真夏の方程式』(13)ほか。また『永遠の0』(13)が公開待機中。 國村隼(上山一至)/1955年、大阪府生まれ。81年に『ガキ帝国』で映画デビュー以来、多くの映画、TVに出演。97年、河瀬直美監督が日本人初のカンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞した『萌の朱雀』に主演、その確かな演技力と圧倒的な存在感は海外評価も高く、ジョン・ウー監督『ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌』(92)、クエンティン・タランティーノ監督『KILL・BILLvol.1』(03)など、名だたる監督の作品にも出演。2013年は主演作として、園子温監督『地獄でなぜ悪い』、やまさき十三監督『あさひるばん』がある。ほか「風立ちぬ」「少年H」「許されざる者」などが公開を控える。 樹木希林(石関里子)/1943年、東京都生まれ。文学座付属演劇研究所第1期生。70年代に「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」などのテレビドラマに主演し、その人気を不動のものとする。その後も幅広い分野で活躍。『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(07)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、続いて『歩いても 歩いても』(08)でブルーリボン賞助演女優賞、『悪人』(10)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、『わが母の記』(12)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など、数多くの映画賞を受賞している。 夏八木勲(野々宮良輔)/1939年、東京都生まれ。慶應大学在学中に文学座研究所に入所、その後大学を中退し、俳優座養成所に入る。1966年『骨までしゃぶる』でスクリーンデビュー後、同年『牙狼之介』で初主演を飾る。映画・舞台・TVなど幅広く活動。近年出演作にTVドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(12)、主演作『希望の国』(12)、また『永遠の0』(13)が公開待機中。2013年5月11日、惜しまれながら永眠。

STAFF

1962年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、テレビマンユニオンに参加。主なTV作品に、「しかし…」(91/CX/ギャラクシー賞優秀作品賞)、「もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~」(91/CX/ATP賞優秀賞)、「記憶が失われた時…」(96/NHK/放送文化基金賞)などがある。1995年、初監督した映画『幻の光』(主演:江角マキコ、浅野忠信、内藤剛志)が第52回ヴェネツィア国際映画祭で金のオゼッラ賞を受賞。続く『ワンダフルライフ』(98)は、世界30ヶ国、全米200館で公開される。2004年、『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭にて映画祭史上最年少の最優秀男優賞(柳楽優弥)を受賞。2006年、『花よりもなほ』で初の時代劇に挑戦。2008年、『歩いても 歩いても』(主演:阿部寛)でブルーリボン賞監督賞他多数受賞。同年、初のドキュメンタリー映画『大丈夫であるように-Cocco終わらない旅』を公開。2009年、『空気人形』がカンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式出品、絶賛される。2010年、「妖しき文豪怪談シリーズ」(NHK BS-hi)で、室生犀星の短編小説を映像化した「後の日」を発表。2011年、『奇跡』が第59回サンセバスチャン国際映画祭最優秀脚本賞を受賞。2012年、初の連続ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(KTV・CX)で脚本・演出・編集を手掛ける。 是枝裕和(監督/脚本/編集)
1974年、愛知県生まれ。16歳で写真の世界に入る。藤井保氏に師事の後、23歳より写真家としてのキャリアをスタート。以来、広告ポスターやエディトリアルを中心に活躍。2000年代より徐々にTVCMなどの映像作品も手掛けるようになる。最近の主な映像作品にトヨタ「ReBORN」大河シリーズ(北野武・木村拓哉出演)、サントリー「オランジーナ」(リチャード・ギア出演)、サッポロ黒ラベル「大人エレベーター」(妻夫木聡出演)、ダイワハウス(リリーフランキー・深津絵里出演)がある。主な写真集に、ドイツの伝説的造形学校バウハウスの校舎を抽象絵画のように切りとった「BAUHAUS DESSAU∴MIKIYA TAKIMOTO」(05)世界16カ国40カ所の観光地で「観光客」をシニカルな視点で捉えた「SIGHTSEEING」(07)、ルイ・ヴィトンが音楽家・坂本龍一氏とともに生成した「ルイ・ヴィトンの森」の豊かな表情を追い続けた「LOUIS VUITTON FOREST」(11)、太古から続く静謐な地球の営みと文明の極致である宇宙事業という一見相反するテーマに類似点を見出した「LAND SPACE」(13)など。受賞歴に東京ADC賞、ニューヨークADC賞、ACCグランプリ、カンヌ広告祭入賞など。ACC CMフェスティバルにおいてはベスト撮影賞を2010年から3年連続受賞。確かな技術と豊富な経験から生み出される唯一無二の空気感を纏った作品は高く評価され、世界中から熱い注目が集まっている。 瀧本幹也(撮影監督)